ミズヒキ(水引)(タデ科イヌタデ属)

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ページ番号 1011137 更新日  令和3年5月19日 印刷 大きな文字で印刷

ミズヒキ(水引)(タデ科イヌタデ属)

ミズヒキの図鑑

自生環境

林内

原産地

日本在来

特徴

  • 林内にごく普通に生えます。地下茎は出しませんが、タネでよく増えるため、しばしば一面の群生となることもあります。
  • 夏から秋にかけて、茎の先に細長い花の穂をつけます。花は上半分が赤色、下半分が白色のツートンカラーで、これがお祝いごとに使われる紅白のミズヒキを連想させることから名前がきています。
  • 日陰に強く、繊細な赤い穂がたくさんのびる姿は趣があるため、古くから庭園の下草や茶花として人気があります。葉に黄色い模様が入る斑入り品種もしばしば栽培されます。

ミズヒキの画像その1。茎の先にとても長い花の穂がつく。

ミズヒキの画像その2。花は上半分が赤色、下半分が白色。果実は赤い花びらに包まれる。葉の表面は毛が多くてさわるとザラザラ。葉先はあまり長くのびない。

ミズヒキの画像その3。品種、ギンミズヒキ。花の穂は白色。

色ちがいの品種

ミズヒキの花色は、ひとつの花の上半分が赤色、下半分が白色となっているのが普通ですが、いくつか色ちがいの品種が知られています。比較的よく見かけるのは、白い花を咲かせるもので、ギンミズヒキ(銀水引)の名で呼ばれています。また、1つの穂に典型色の花と白花が入り交じってつくものが稀に見られ、これにはゴショミズヒキ(御所水引)の名があります。

市内の分布状況

市内全域に分布し、山林内の薄暗い場所にごくふつうに生えています。

市内の分布状況の図

生育を脅かす要因

今のところ特になし

身近な場所に普通で、今のところ絶滅の心配はありません。しかし山林の開発や、ササ類の繁茂などは、生育に適した環境を奪う原因になります。

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