ミズヒキ(水引)(タデ科イヌタデ属)
ミズヒキ(水引)(タデ科イヌタデ属)
自生環境
林内
原産地
日本在来
特徴
- 林内にごく普通に生えます。地下茎は出しませんが、タネでよく増えるため、しばしば一面の群生となることもあります。
- 夏から秋にかけて、茎の先に細長い花の穂をつけます。花は上半分が赤色、下半分が白色のツートンカラーで、これがお祝いごとに使われる紅白のミズヒキを連想させることから名前がきています。
- 日陰に強く、繊細な赤い穂がたくさんのびる姿は趣があるため、古くから庭園の下草や茶花として人気があります。葉に黄色い模様が入る斑入り品種もしばしば栽培されます。
色ちがいの品種
ミズヒキの花色は、ひとつの花の上半分が赤色、下半分が白色となっているのが普通ですが、いくつか色ちがいの品種が知られています。比較的よく見かけるのは、白い花を咲かせるもので、ギンミズヒキ(銀水引)の名で呼ばれています。また、1つの穂に典型色の花と白花が入り交じってつくものが稀に見られ、これにはゴショミズヒキ(御所水引)の名があります。
市内の分布状況
市内全域に分布し、山林内の薄暗い場所にごくふつうに生えています。
生育を脅かす要因
今のところ特になし
身近な場所に普通で、今のところ絶滅の心配はありません。しかし山林の開発や、ササ類の繁茂などは、生育に適した環境を奪う原因になります。
PDFファイルをご覧いただく場合には、Adobe Readerが必要です。お持ちでない方は、アドビシステムズ社のサイト(新しいウィンドウで開きます)からダウンロード(無料)してください。
ご意見をお聞かせください
このページに関するお問い合わせ
PR推進室
〒278-8550 千葉県野田市鶴奉7番地の1
電話:04-7199-2090
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。