ツユクサ(露草)(ツユクサ科ツユクサ属)

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ページ番号 1011807 更新日  令和3年5月19日 印刷 大きな文字で印刷

ツユクサ(露草)(ツユクサ科ツユクサ属)

ツユクサの図鑑

自生環境

道ばた、野原など

原産地

日本在来

特徴

  • 身近な場所にごく普通に生える1年草です。茎はやわらかく、折れやすいのですが、節々から根を出す性質があります。環境適応力も強く、水に浸かったり、乾燥や直射日光にさらされても動じないほどの強さを持っています。
  • 花弁は3枚ですが、うち1枚は小さくて目立ちません。花弁の青色は、紙などにこすりつけると色がつくため古くはツキクサと言い、それが転訛してツユクサとなりました。この青い色素は、友禅の下絵にも使われています。
  • 夏から秋にかけて開花しますが、夏は朝のうちでしぼんでしまいます。秋になって気温が下がると、わりと遅い時間まで咲くようになります。

ツユクサの画像その1。虫をおびきよせるための飾りおしべ。花粉は出ない。笹舟のような形の苞がある。

ツユクサの画像その2。タネはごつごつしている。果実は苞の中で育ち、熟すと苞の外に顔を出す。

ツユクサの画像その3。品種・シロバナツユクサ。花は白い。品種・ケツユクサ。苞に毛がある。

ツユクサは個性豊か

ツユクサは、花色や花弁のかたちなどにいろんな個性があり、さまざまな名前がつけられています。花色の個性として、白色花のシロバナツユクサ、薄い紫色のウスイロツユクサ、花弁が白く縁どられたようになるメガネツユクサがあります。また、花弁がウサギの耳のように細長いウサギツユクサ、葉に斑が入るギンスジツユクサ、苞に毛が生えるケツユクサなどもあります。

市内の分布状況

市内全域の身近な場所に、どこにでもごく普通に見られます。

市内の分布状況の図

生育を脅かす要因

今のところ特になし

身近な場所にごく普通で、今のところ絶滅の心配はありません。しかし目の敵にしすぎるのは考えもの。地域に咲く野の花として、やさしく見守る気持ちを大切にしたいところです。

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