ミゾソバ(溝蕎麦)(タデ科イヌタデ属)

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ページ番号 1012089 更新日  令和3年5月19日 印刷 大きな文字で印刷

ミゾソバ(溝蕎麦)(タデ科イヌタデ属)

ミゾソバの図鑑

自生環境

水辺、湿地 など

原産地

日本在来

特徴

  • 水路や湿地、河川敷などの水辺環境に生え、しばしば群生します。秋になるといっせいに開花し、水辺はピンクのお花畑になります。ひとつひとつの花も可愛らしい形をしています。
  • 花びらは根元は白色ですが、先のほうがほんのりピンク色になっています。色の濃淡は個体差があり、濃い紅色のものから、純白のものまでさまざまです。花びらは花が終わった後もそのまま残ってタネを包むため、色は長く楽しむことができます。
  • ミゾソバの仲間は、葉のかたちなどの見た目のちがいからいくつかの変種に分類されていましたが、近年、染色体数を調べた結果、分類が見直されています。もしかしたら市内のミゾソバも、調べるといくつかの種類が混じっているかもしれません。

ミゾソバの画像その1。花は茎の先でこんぺいとうのようにかたまって咲く。

ミゾソバの画像その2。花びらは先のほうがほんのりピンクになる。株もとにも「開かない花」がつく。

ミゾソバの画像その3。葉はまるで牛の正面顔のようなかたち。

牛の顔みたいな葉

ミゾソバの名前は、溝のような湿った場所に生えて、雑穀のソバにパッと見の姿が似ていることから来ています。一方で、葉のかたちから「ウシノヒタイ」という別名も存在します。葉先を下にしてみると、その形がまるで牛の正面顔に似ていることから来ているようです。ミゾソバの葉は、しばしば黒い斑紋が入りますが、これがちょうど牛の目に見えて、微笑ましい姿に癒されます。

市内の分布状況

市内全域の水辺にごく普通に見られます。しばしば群生してピンクのお花畑になります。

市内の分布状況の図

生育を脅かす要因

今のところ特になし

身近な場所にごく普通で、今のところ絶滅の心配はありません。しかし目の敵にしすぎるのは考えもの。地域に咲く野の花として、やさしく見守る気持ちを大切にしたいところです。

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