マンリョウ(万両)(サクラソウ科ヤブコウジ属)

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ページ番号 1012718 更新日  令和3年5月19日 印刷 大きな文字で印刷

マンリョウ(万両)(サクラソウ科ヤブコウジ属)

マンリョウの図鑑

自生環境

林内、林縁 など

原産地

日本在来

特徴

  • 関東地方以西の山林内に自生するほか、観賞用にも栽培されます。鳥がタネをよく運ぶため、庭先など思いがけない場所から自然に芽生えてきます。そのため、野生株が真の自生なのか、栽培からの逃げ出したものなのかの判断が難しくなっています。
  • 高さ数十cmとコンパクトな姿をしていますが、立派な常緑樹です。夏に白い釣鐘のような花を咲かせた後、秋から冬にかけて赤くて丸い果実が熟します。この果実は鳥には人気ですが、人間は食べられません。
  • 古くから観賞用に栽培されるため、さまざまな園芸品種が存在します。黄色い果実をつけるキミノマンリョウ、白い果実をつけるシロミノマンリョウなどが知られています。

マンリョウの画像その1。葉は厚くてテカテカ。縁は波打つ。果実は下向きにつく。

マンリョウの画像その2。花は下向きに咲く。

マンリョウの画像その3。品種・シロミノマンリョウ。果実は白い。

一両から揃っています

マンリョウは、名前の縁起が良い上に、冬の間は緑色の葉と赤い果実との対比が美しく、正月飾り用にもよく栽培されます。じつは、「ナントカ両」と呼ばれる植物は、一両、十両、百両、千両、万両と一通り揃っています。一両はアリドオシ(アカネ科)、十両はヤブコウジ(サクラソウ科)、百両はカラタチバナ(サクラソウ科)の別名です。センリョウ(センリョウ科)とマンリョウは、そのまま標準和名になっています。

市内の分布状況

市内全域でごく普通に見られます。野鳥がタネを運ぶため、思いがけないところから育つこともあります。

市内の分布状況の図

生育を脅かす要因

今のところ特になし

身近な場所に多く、今のところ絶滅の心配はありません現在市内で見られる野生株が、栽培株の野生化によって広がったものなのか、もともと自生していたなのかは不明です。

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