シロノセンダングサ(白の栴檀草)(キク科センダングサ属)

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ページ番号 1024111 更新日  令和元年10月9日 印刷 大きな文字で印刷

シロノセンダングサ(白の栴檀草)(キク科センダングサ属)

シロノセンダングサの図鑑

自生環境

道ばた、荒れ地、あぜ など

原産地

熱帯アメリカ

特徴

  • コセンダングサの変種で、花に白い舌状花が数枚つくものを言います。コセンダングサ、シロノセンダングサともに江戸時代に渡来しましたが、シロノセンダングサが急速に広がり始めたのは戦後のことです。市内ではつい最近まで稀なものでしたが、2000年代に入ってから急速に増えてきています。
  • 舌状花の長さはまちまちですが、1センチを超えないのがふつうです。1つの花につき4枚から7枚程度ですが、同じ株でも花によってずいぶんばらつきがあります。花以外の特徴はコセンダングサとほぼ同じです。
  • この図鑑ではシロノセンダングサという名前で紹介しましたが、ほかにもコシロノセンダングサや、シロバナセンダングサなどの呼び名もあります。

シロノセンダングサの画像その1。舌状花。筒状花の集まり。舌状花は白く長さは5から7mm。白い舌状花がある以外は、コセンダングサと変わらない。

シロノセンダングサの画像その2。タネの先には刺が2から3本。これで洋服に突き刺さる。タネは熟すと丸く開く。小葉。小葉の枚数は3から7枚くらい。

シロノセンダングサの画像その3。舌状花になりかかった部分。筒状花の集まり。アイノコセンダングサ。白い舌状花の出かたが中途半端なもの。花の部分以外はコセンダングサと変わらない。

舌状花には個体差が

シロノセンダングサの舌状花は、同じ株の中でも花によってその枚数が異なります。また株によっては、舌状花になりかかったような中途半端な出かたをすることがあり、これをアイノコセンダングサと呼びます。さらに舌状花の長さが1.5センチ以上と、とても大きく目立つタチアワユキセンダングサという南方系の変種もあります。タチアワユキセンダングサは今のところ市内には見られません。

市内の分布状況

市内全域、道ばたや荒れ地にたくさん生えています。最近増加傾向にあります。

市内の分布状況の図

予想される被害

  • 駆逐
  • 農業被害
  • トゲ
  • 繁殖力がとても強く、一面を覆いつくす勢いで広がっていきます。また、果実には鋭い刺があり、アキアカネなどのトンボ類がよくこれに引っかかってしまっています。

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