コムギ(小麦)(イネ科コムギ属)
コムギ(小麦)(イネ科コムギ属)
自生環境
植栽(畑)
原産地
人工的な栽培作物
特徴
- 稲、トウモロコシ、麦は世界三大穀物と呼ばれ、生きるためのエネルギー源として世界じゅうの人の命を支えています。その中でも特に生産・消費量が多いのがコムギをはじめとする麦です。コムギは小穂の中身を挽いて粉にし、パンや麺などに加工してから利用します。
- 西アジアの乾燥した草地が広がる高原地帯には今のコムギのもとになったと考えられる野生種が何種類も自生しています。これらが交雑し、人の手によって選別されていくことで、次第に栽培種のコムギへと変化していきました。
- 国内では冬コムギ系の品種が主に栽培されており、4月ごろから花の穂が出始めます。この穂は5月から6月頃に成熟し、小麦畑全体が成熟した穂で黄金色に輝きます。このことから初夏のことを麦の秋と書いて麦秋(ばくしゅう)と言います。
冬コムギと春コムギ
コムギには、たくさんの栽培品種が存在します。これらの栽培品種は、作付する季節から大きく「冬コムギ」と「春コムギ」の2つに分けられます。冬コムギはタネを秋に蒔いて、翌年の初夏に収穫するタイプの品種です。一方の春コムギは春にタネを蒔いて、その年の秋に収穫するタイプの品種です。日本では冬コムギが多く、春コムギは北海道など寒冷地の一部に限られます。
市内の分布状況
畑に栽培されます。ごく稀に畑のまわりで野生化していることがあります。
予想される被害
今のところ特になし
畑の周辺で、たまにこぼれダネから育っていることがあります。しかし、どんどん野生化するほどの繁殖力ではなく、現時点では特に生態系への影響はないと考えられます。
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