シリーズ22 庚申塔に彫られる三猿

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ページ番号 1040715 更新日  令和6年3月4日 印刷 大きな文字で印刷

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一般的な形の三猿(今上の八幡神社)
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嘉永7年に江戸の名工が作った三猿(西光院参道)

野田の魅力を発見!!

庚申塔に彫られることが多い三猿の由来は、古代エジプトが発祥といわれ、世界各地で見られます。
日光東照宮の「見ざる、言わざる、聞かざる」の三猿は、「悪いことを見てはいけない、言ってはいけない、聞いてはいけない」という教えで有名ですが、これと、庚申信仰(庚申の夜は、眠ると体内から三尸という虫が天に昇り、日頃の罪を報告することから、庚申の夜は寝ないという中国の道教の教え)が結びついて、三猿が彫られたという説があります。 野田市には853基の庚申塔が確認されており、ほかの地域に見られない野田独自のデザインの庚申塔がたくさんありますので、観察してみてください。
【参考文献】『野田市の庚申塔』石田年子(令和6年)、『十二支考』南方熊楠(昭和26年)、野田の魅力を発見シリーズ(11)『市報のだ』(令和5年)

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