神経機能と動作の関係

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ページ番号 1042334 更新日  令和6年8月13日 印刷 大きな文字で印刷

東京理科大学柳田信也教授
(監修:柳田信也教授)

自分のイメージどおりに体が動かない、つまずいた時の反応が以前より遅くなっているなどと感じることがあるかもしれません。これらには加齢に伴う神経機能の低下が関係しているかもしれません。

神経系は、私たちの身体の各部位と脳や脊髄を結ぶ指令ネットワークのような存在です。神経系は、中枢神経系(脳―脊髄)と末梢神経系(脊髄―各器官)に大別されます。末梢神経は、脳と各器官のつなぎ役として、感覚や運動の制御における重要な役割を果たしています。末梢神経は、電車の上り/下りのような関係がある感覚神経と運動神経で構成されています。感覚神経は皮膚や内臓の感覚を脳に伝える役割を持ち、運動神経は、脳からの指令を筋肉などに伝えて動きを作り出します。この神経の情報伝達は電気的な信号を介して行われており、この電気の流れがスムーズに行われることで、私たちの感覚や運動は制御されていますが、どうやら加齢とともにこの流れがスムーズではなくなっていくようです。一方で、神経機能は日常のトレーニングによってその働きをよくすることができます。 

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